四月も半ばを過ぎますってぇとさすがに暖かい。さつきはすぐそこに来ておりまして、もうすぐ初夏を迎えます。公の席ともなればまだまだ袷の着物ってぇことになりますが、普段着ならば単がちょうど良い頃になりますな。身も心も軽く初夏を迎えたいものでありますな。おう、ダイエット中だった。
今日の茶話会でもすっかり暑くなりましたねなんてぇ話が飛び交っておりまして、さすがに羽織は暑いねと。あたしなんざ元来の暑がりでありまして、袷でも辛抱たまらないのに羽織なんざもってのほかでありますな。色味も見ていて暑苦しいのはちょっとね、さすがに初夏を迎える色合いにしたいけれども、まだ春の余韻も残しておきたいなと。頭の中はもう水浅黄になってるんですがね。季節に遅れるのも野暮ですが、行き過ぎるのは泡っ食らいなんてぇ事を言われちまいますから気をつけねぇとな。
(さて、明日は女房もお休み)