ぶん屋の抽斗

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2011年 05月 08日

遠州縞と柘植の簪

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ま、似合うか似合わねぇかってんなら、これほど似合うものも少ない。勢いと張りがありますな。ま、江戸好みってぇヤツであります。







浜松には「遠州縞」なんてぇ物が昔っからありまして、これがどのくらい昔かってぇと、今を遡りまして江戸時代てぇことになる。元はと言えばインドから入ってきた「唐桟」でありまして、これが江戸の町で大流行したものですから、当時この唐桟を織っていた川越から技術を持ってきたようであります。これから夏に向かって大柄のもの、すっきりした縞がいいんじゃねぇかなと。




遠州縞と柘植の簪_e0220163_1934454.jpg





縞の着物にきりっと結い上げた髪に簪。柘植ってぇことになればちょいと渋みがありまして粋でありますな。なかなかきりっとした姐さんが出来上がる。これから暑くなっていく季節でありまして、ごちゃごちゃしたものはご法度でありますな。すっきりと行きたいものであります。野暮はいけねぇなと。

さて、今週もたくさんのお越しを誠にありがとうございます。明日からは定休日に入りますが、また来週の木曜日から週末の日曜日、午後1時から7時までがあたし共「ぶん屋」の営業であります。賑々しい皆様のおいでを心からお待ち申し上げております。

by komamono_bun_ya | 2011-05-08 19:09 | | Comments(2)
Commented by silokanippe at 2012-05-19 19:25 x
ふたつもすみません、前のコメントに書きました「十五年以上愛用」してるのがまさにこれとおなじものです。簪のいろんな写真が楽しくてさかのぼって拝見してたら…。
偶然の一致楽しくてつい失礼しました、年齢問わず普段着なら洋装和装問わず使える丈夫で便利な品ですね。
Commented by komamono_bun_ya at 2012-05-20 18:32
silokanippeさん

何度もコメントありがとうございます。画像を楽しんでいただいているようで恐縮です。こりゃ写真の腕もさらに磨かなくっちゃなと。


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