表浜はどこもクローズアウトしておりまして、こりゃ風向きを考えたら駿河湾の中はダメ。てぇことは、伊良湖岬の先端だなと。恐らく今日あたりは人も少なくっていいんじゃねぇかと踏みまして、伺うことにいたしました。休日はね、200人を越えるサーファーでごった返したそうです。それは絶対イヤ。
明け方一番てぇことじゃなしに、ちょいとのんびり浜松を出まして、途中ポイントを見ながらドライブ。パッセンジャーシートに女房がいないのはちょいとつまらないんですが、この前新大久保へ遊びに行ったときに買い求めたK-POPは"2NE1"のCDをヘビーローテーション。なかなか快適に伊良湖街道を西へ。途中朝飯代わりにおにぎりをひとつ買い込みまして、赤羽を越せば後はいくらでもない。石門がどうかなと、ちょいと寄ってみました。
遠くにフェリーが見えますが、うねりのでかいヤツは6ftくらいですかね。ま、飛び上がるほど驚くサイズじゃないにしても、相変わらずどろどろと不気味なブレイクでありますな。
写真だと目標物がないので大きさがわかりにくいんですが、これで体三つは軽くありそう。しばし眺めて伊良湖岬先端のフェリー乗り場へ。ここは外海がとんでもないサイズになっても持ちこたえまして、湾になった内側にあるってぇことで、普段は波も割れないんです。しばらく眺めまして着替えて海に入ることに。
ここのこの景色はある種異様でありまして、ポイントの沖をフェリーが行きかう。入ったばかりは潮も多かったんですが、パワーはあまりないものの、形もよくっていいやつを選べばロングラン。灯台のある岬に沿ってレフトのロングウォールがブレイクする。アウトから300mくらいは乗れるんじゃないかな。サイズは頭から頭オーバーで、エクセレントなファンウェーブ。
せいぜい50人ほどしかいなかったんじゃないかな。アウトは10人程度で波をシェア。時折右から入ってくるセットがかなりエクセレントでして、イージーなテイクオフから深いボトムターン、カットバックを繰り返してミドルまでくれば、リップがそそり立ちまして、トップアクションの入れ放題。緩慢になったところをカットバックでつなげてインサイドへ。6時過ぎから入りまして、あがったのは10時30分。お腹一杯であります。
海から上がって一枚。いいリッピング。さて、またまた、しばらく海はお休みかな。
例の如く"すだっち"が撮影してくれました。しかし、神出鬼没だな。まさか先端に来ているとは思わなかった。いつもありがとう。
(いい波だった~)