今日も女房は休みでありまして、お昼は雄踏の「つけ麺京蔵」さんへ伺うことにいたしました。あたしがとても気にいっているってぇことと、女房はまだ連れて行ったことがなくって、女房自身も気になっているってぇことでの訪問であります。で、混むのはわかっているので、ちょいと早めに家を出たんですが、志登呂のイオンあたりで10時50分頃だったんです。開店が11時30分なのでちょいと早いかなと。
とは言えイオンを巡っているほどの時間もなく、まま、車の中で待てばいいかと「つけ麺京蔵」さんの駐車場へいれますってぇとすでに8名の方が待っている。事態は急変いたしまして、すぐに女房に車から下りて並ぶように指示をだしました。女房とあたしが最後列で10人目。店内はカウンターのみで10席ですから、取り敢えずは一次審査は通過ってぇことで胸を撫で下ろしました。しかし、その時点でまだ11時であります。開店時には結局20名の待ちが出来ておりました。
あたしは肉玉そばの大盛りでありまして、女房は玉そば。女房は一口いただくなり、甘みが強くないですか?と。あたしもね、最初はそう思ったんだと。トンコツをベースにしたまろやかなダシに、魚粉をふんだんに入れたスープなんですが、とろみがありまして、麺に絡むってぇもんじゃない。ドロリッチ系なんです。で、かえしに結構な甘みがある。だけど、これが重たくないしくどくないんです。食べながら店主にその甘みの元を「あれなんじゃねぇかぃ?」と聞きますってぇと、それも入っていますが、全部は教えられませんとニヤリ。
ジャムのようになってる黄身が美味しい味玉でして、これがまたスープとよく合って美味しい。女房はくどいのがダメなんですが、雑味がなければほぼ食べることが出来ますから、女房を連れて行って美味しいと言わせる店はかなり下拵えに気を使っている店なんです。で、極太の麺を完食いたしまして、スープ割りを頼む女房。一口飲みまして「あっ」と小さく声を発した。こういうことね。そうなんだよ。スープで割ったときの柚子とこの甘さがいいんだ。通ううちにこの甘みが後引きになるってぇことが分かる。本日も女房ともども美味しくいただきましてご馳走様でした。
(女房もファンになったようだ)