さてさて、梅の花も盛りを過ぎまして、例年であれば桃の花がそろそろってぇ感じなんですがね、今年はちょいと寒気が強くってなかなか穏やかな日が少ない。昨日も雪が降りましたし、今日も冷えが残りそうでありますな。風邪なのか花粉症なのか良くわからないなんてぇことをおっしゃる方もたくさんおられましてお体ご自愛いただきたいなと。
本日の暦であります。
3月13日 火曜日 (旧暦 二月二十一日) 癸酉(みずのと とり) 七赤
六輝:仏滅(ぶつめつ) 仏滅日の略。この日に開店、移転など、新規に事を起こすのはもちろんのこと、陰陽道で何事をするのも忌むべき日とされています。
中段:やぶる(破) この日は破の意で、訴訟等には吉。結婚その他約束事、神仏の祭祀等は凶。
選日:一粒万倍日(いちりゅうまんばいび) 一粒の種が万倍にに増える吉日です。そのために諸事成功を願って事始に用いられ、古くから、特に商売始め、開店、金銭を出すのによい日とされています。反面、増えて多くなる意味から、人から物を借りたり借金するのには凶の日です。
本日は「新選組の日」であります。東京都日野市観光協会が制定。1863(文久3)年のこの日、京都・壬生に詰めていた新選組の前身「壬生浪士組」に、会津藩主で京都守護職の松平容保から会津藩預りとする連絡が入り、新選組が正式に発足しました。元々壬生浪士隊は、清河八郎の提案で、事件が頻発している京都の警護に当る為に幕府が江戸で募集をしたものです。1863年2月に江戸を出発しましたが、京都に着いた途端、清河が壬生浪士組の目的は尊皇攘夷だと言い出したため、浪士組は空中分解してしまいました。まもなく幕府の帰還命令を受けて清川ら209名は江戸に戻りましたが、近藤勇・芹沢鴨・土方歳三ら24名はそのまま京都に残留しました。松平容保の配下に入り、8月に「新選組」と改称。その後、約4年間にわたり、京都で尊皇攘夷派・倒幕派の弾圧を行いました。歴史は後になってからしか答えを出しませんが、この件もまだ答えを出せないのではと思いますが。
本日も皆さんにとって良い日でありますように。