はる姐さんとちょび太が仲良く張り付いてくつろいでおります。あたしんちに最初やってきたのははる姐さんでして、とっても寂しがりの甘えっこだったんです。あたしたちがちょっとでも出かけますってぇと、帰ってくるなり玄関の向こうで甘え鳴きをする、人に張り付いたら離れない、よく話しますし文句もよく言う。それが、ちょび太が来てからってぇものはいつでも二匹一緒におりまして、それまでだったら出かけて帰って来た時なんざ一目散に玄関へ来まして甘え放題だったのがまったく下りても来なくなっちまった。どうかしたかと二階へ上がりますってぇと、二回のベッドに二匹ぎゅうぎゅうになって入りましてべったりと張り付いている。で、はる姐さんはあたしの顔を見て何なの?てぇ顔をする。それまでのおまいはなんだったんだぃてぇ感じ。まま、仲の良いことに越したことはない。そうやって張り付いていて仲が良いのはいいんだけども、あたしの膝の上でされるのはどうにも困る。何も出来やしないから、早く下りて欲しいと思う気持ちと、もう少しこうしていたい気持ちが交錯する。どうにも猫好きの悩ましいところではありますな。
(我が家は今日も平和です)