昨日はちょいとお江戸まで仕事で行ってきたんですが、帝釈天や浅草寺の境内にも梅が花をほころばせておりました。画像は浜松城公園の白梅であります。低気圧も抜けまして、ちょいと寒さも戻るようですが、三寒四温とも言いまして、だんだん暖かくなって行きますな。
本日の暦であります。
2月13日 水曜日 (旧暦 一月四日) 庚戌(かのえ いぬ) 二黒
六輝:仏滅(ぶつめつ) 仏滅日の略。この日に開店、移転など、新規に事を起こすのはもちろんのこと、陰陽道で何事をするのも忌むべき日とされています。
中段:なる(成) この日は成就の意で、建築、開店、種まきなどの新規事業はすべて吉。訴訟事等は大凶。
本日は「苗字制定記念日」であります。1875(明治8)年のこの日、明治政府が「平民苗字必称義務令」という太政官布告を出し、すべての国民に姓を名乗ることを義務附けました。江戸時代、苗字を使っていたのは貴族と武士だけでしたが、1870(明治3)年9月19日に出された「平民苗字許可令」により、平民も苗字を持つことが許されました。しかし、当時国民は明治新政府を信用しておらず、苗字を附けたらそれだけ税金を課せられるのではないかと警戒し、なかなか苗字を名乗ろうとしませんた。そこで明治政府は、1874(明治7)年の佐賀の乱を力で鎮圧するなど強権政府であることを誇示した上で、この年苗字の義務化を断行しました。庶民は長い間苗字なんざ持っちゃいませんでしたから、なんだか恐れ多かったのかなとも思いますな。文化の改革はなかなか大変だなと。
本日も皆さんにとって追い日でありますように。