福寿草のこの色は、ほんわかと暖かくって、まさに春をつれてきてくれたようでありますな。眺めているとなんだか顔がほころんできますな。
本日の暦であります。
2月15日 金曜日 (旧暦 一月六日) 壬子(みずのえ ね) 四緑
六輝:赤口(しゃっこう・しゃっく) 赤口日の略。赤口神が衆生を悩まし、新規の事始はもちろんのこと、何事をなすにも忌むべき日とされています。ただし正午のみ吉。
中段:ひらく(開) 瞼を開き通じる意で、建築、結婚、開業など吉。ただし葬儀、その他の不浄事は凶。
選日:八専(はっせん) 陰暦壬子(みずのえね)から癸亥(みずのとい)の日までの十二日間のうち、これに五行を配したとき干と支が専一となる日のことで一年に六回あります。この日は法事、供養などの仏事、嫁取り、建て替えにあたっての取り壊しなどの破壊的なことなどには悪い日とされています。ただし、十二日間のうち干支が専一とならない癸丑(みずのとうし)、丙辰(ひのえたつ)、丙午(ひのえうま)、壬戌(みずのえいぬ)の四日間は間日となり、障りはありません。
本日は「春一番名附けの日」であります。1859(安政6)年2月13日、壱岐郷ノ浦の漁師53人が五島沖で突風に遭い全員が死亡しました。それ以前から、郷ノ浦の漁師の間で春の初めの強い南風が「春一」と呼ばれており、これが「春一番」の語源とされています。1950年代からマスコミがこの言葉を使用するようになって一般でも使われるようになり、1985年からは気象庁が春一番の発表を行っています。バレンタインデー近辺には強い寒気が入り込むことが多いように思うんですが、これからは少しずつ緩んでくれるんじゃないかなと。春とは名のみの風の冷たさでありますな。
本日も皆さんにとって良い日でありますように。