ちょいと静かなお店でありまして、簪や草履、反物の意匠なんぞをぼーっと考えております。ふとお店の方へと目をやりますってぇとはる姐さんがいる。彼女が家へ来てからもう10年が経つんだな。ま、来た時とおんなじキョトンとした顔でありまして、相変わらず甘えっこのツンデレ。以前は目がカンロ飴のように橙だったような気がするんですが、こうやって見てみるってぇとティファニーブルー。目の色が変わったか?いやきっと角度だろうなと。しかし素っ頓狂な顔だな。いつまでも長生きをしてほしいなと。
(姐さん、押しがあるのか甘いのかよくわからない)