熱海の陶芸家の方からの依頼で作った「ぐい飲み袋」でありまして、名前そのまま彼の作るぐい呑みを入れる袋であります。大元は「しあわせ袋」と言いまして、四片の布を合わせて作ってあるのでそんな名前がついております。絆纏のごわっとした生地と、和柄の薄手の生地を組み合わせて拵えておりまして、裏地には遠州木綿を張り込みました。手のひらにすっぽりと入る大きさでもってなかなかに可愛らしい。で、柄行ごとに名前を付けてあたしが呉服札にその名を書き込みました。この袋は彼の展示会でなかなか好評なようでして、すでに依頼は3度目となりました。今回の展示会でもまたまたたくさん出ていきますように。
(通販サイトに載せようかな)