昨日はちょいと掛川の「サスケ」さんへ。北海道からこちらへ移住してきている若者が煮干しにはまっておりましてどこかへ連れて行ってくれってぇことでの訪問でありました。あたしもちょいとご無沙汰していたこともありまして、ちょいと早めの出勤w ポールにはなれませんでしたが3番手となかなかいい感じで知り合いにも久しぶりに会えて楽しかった。
丸鶏と悩んだんですが、煮干しが結構いい感じで脂が乗って来てますよとの店主の一言で煮干しをいただくことに。あまり待たずに器が供される。煮干しのいい香りと悪い色のスープw まずは啜ってみますれば煮干しその物の旨みとちょいとビターな独特な味わい。とは言えエグ味はあまり感じることなく下拵えの丁寧さがよくわかる。麺は近頃あちこちのラーメン屋が使っている京都の麺屋「棣鄂(ていがく)」の18番であります。平打ちだってぇこともありまして食べた感じは20番とか22番ほどの細麺に感じますが、歯切れ、弾力、食感と滑らかさがいい。器の中全体のバランスがよくって 程よい苦みが美味さを引き立たせているような。かえしの醤油も角が取れていてまろやか。ちょいと来ない間に一つも二つもレベルが上がっていて驚く。座ったカウンター席から目に飛び込んでくる正面の寸胴で踊るような「シンクロナイズドコーチン」であります。次は丸鶏を食べに来なくちゃなと。大変おいしくいただきましてご馳走様でした。
(炊いた丸鶏を裂いて食べてもおいしいよね)