正月は暖かだったんですがここへ来てやっと冬らしい寒さがおりてきましたな。きゅっと冷えてまいりますれば雪国を思う。雪国の暮らしは大変でしょうが雪の降らない所に住んでいる者からすればその景色に憧れがあったり。すべてを白く覆い隠す雪景色には特別な思いがあります。
本日の暦であります。
1月9日 月曜日 (旧暦 十二月十二日) 丙申(ひのえ さる) 六白
二十八宿:畢(ひつ) 祭祀婚礼棟上取引始吉
中段:あやぶ(危) この日は万事に危惧を含み、何事も控えめに慎んで吉。旅行、登山、船乗りなどは凶。
六輝:大安(だいあん・たいあん) 大安日の略。陰陽道でこの日、結婚、旅行、建築、開店など、何事をなすのにも吉日とされています。
本日は「風邪の日」であります。1795(寛政7)年のこの日、横綱・谷風梶之助が流感で現役のまま亡くなりました。亡くなる10年ほど前に流感が流行している時に、「土俵上でわしを倒すことはできない。倒れるのは風邪にかかった時くらいだ」と語ったことから、この時に流行した流感が「タニカゼ」と呼ばれたのですが、後に谷風の死因となった流感(御猪狩風)と混同されたそうです。どんなに体格が良くても病気ばかりはね。お体ご自愛ください。
本日も皆さんにとって良い日でありますように。