お昼はちょいと語尾沙汰していた愛野は「破天荒」さんへ。11:30オープンでありまして、2分ほど前に着いたんですが前に3組後ろに3組となかなか繁盛しているようであります。ガテン系からネクタイ組、定年後の方々と年齢層も広きにわたる。定刻に店が開きまして券売機でもって何にしようかちょいと迷うも後ろに人がいると思うとゆっくり選んでもいられなくって「黒チャーシュー麺」を買う事に。
カウンターへと取りつきますれば隣の方のつけ麺が供されまして、あっ、つけ麺かっ… と心が動く。カウンターの向こうにいる店主につけ麺への変更を告げますれば快く受けてくれまして追加の50円を嫁さんに払ってしばしの待ち。もしかして、ここでつけ麺を食べるのは初めてかも。で、そのうちにあたしのつけ麺がやってくる。麺は中太の縮れでありまして卵を練りこんだ特製麺。これをつけ汁へとくぐらせましてまずはひと啜り。絡めてくるスープが以前とは比べるべくもなく進化しておりまして豊かな味わいと濃厚なコク、黒麻油の味わいがガツンと来る。麺は固ゆででありましてかみしめれば押し返してくるほどの弾力であります。チャーシューも以前とは変わってレアチャーシューのぶつ切り。魚介がかなり引いておりまして豚がピンを張っているような。濃厚なれどもヘビーな感じは全く無く、それどころか軽やかな味わい。下処理がよくなったのと圧力寸胴の効果が前面に出ていて醤油のかえしも以前よりもまろやかになって全体のバランスもいい。これはまたほかのメニューも食べてみなくっちゃだな。本日も大変おいしく頂きましてご馳走様でした。
(男子三日会わずば刮目せよだな)