ぶん屋の抽斗

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カテゴリ:絆纏( 16 )


2017年 05月 15日

遠州縞総裏の絆纏

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浜松の最も大きな年間行事である「凧(浜松まつり)」も無事終えましたな。来年こそはなんとか復帰した員と目論んでおります。えっと、絆纏は請け負っておりまして今年も注文をいただき無事納品もさせていただきました。どうもこの、発注をいただいた方々は祭りの前にご自身の絆纏を他人に見られるのを嫌がりましてここでも記事にあげることができなかったりしますな。ま、本番にお披露目をてぇことでそれまでは内緒でてぇことなんでしょう。っま、それはそれで大事に思ってくれているあかしとしてこちらも受け取っております。

こちらの絆纏は別段隠すとかそういったことじゃありませんが、「総裏で誂えてほしい」てぇことでありまして裏地はあたしの独断で「遠州縞」を使うことにいたしました。「遠州縞」は織物の町浜松の昔ながらの木綿生地でありまして伝統的な織物であります。せっかく地元浜松なんだからてぇことでもって使わせていただきましたが、これがとても喜んでいただいた。「凧」の準備期間は結構長くって、「凧」の製作は3月辺りから始まりますし、お囃子やラッパの練習も同じ頃には始まったり致します。この時期はまだ寒さが残っておりまして暖かい恰好がいい。絆纏は本来「肩当」と「袖裏」にしか裏地をつけないんですが、すべて裏をつけるのを「総裏」と言いまして着物でいうところの「袷(あわせ)」てぇことに。絆纏の裏がちらりと見えまして大きな青の縞が入ってる様はなかなか粋だなと。中にワタを入れますれば「綿入れ絆纏」てなことになりますな。あたしも一枚総裏でも作ろうかなと。

(裏地でお洒落するのもなかなか)








by komamono_bun_ya | 2017-05-15 19:15 | 絆纏 | Trackback | Comments(0)
2017年 04月 27日

絆纏の背縫い

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先だって納めさせていただいた絆纏であります。右はお父さんの絆纏でして左は1歳半ほどになる子供の絆纏であります。小さくてかわいらしいですな。絆纏は大人であれば並幅(おおよそ36cm)の反物を二枚使って身ごろにするんですが、小さな子であれば一枚で作れるので「一つ身」というサイズになります。大紋も「一つ身」に合わせて小さな型を別途に彫り染めました。で、この一つ身には「背縫い」があります。わざわざ一枚の反物を半分に切って染め、それを合わせて背縫いを作っております。なぜそうする必要があるのでしょうか。








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by komamono_bun_ya | 2017-04-27 19:24 | 絆纏 | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 14日

職人絆纏

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先だって近所で建前が行われましてお誘いもいただいたこともあり伺ってまいりました。大工衆が二階へ上がりましても粽の準備をしております。仕事着の上へ絆纏を背負いましての正装であります。浜松くんだりの工務店でも絆纏を背負っているのはあまり見なくなったな。ましてやハウスメーカーなんざ絆纏を着ることもないんだろうな。「安達工務店」さんてぇことでもって大紋は「丸に安」、腰柄に「大工」の文字を影でもって角字であしらってある。いいもんだね。隣町の「三熊野神社大祭」も月が明けりゃすぐ始まりますし5月には浜松の「凧」がある。今年はまだ出られそうにもねぇかな。ま、ちょいと見学には行こうかなと。絆纏を見ますってぇとむずむずするのは病気かもな。わはは。

(職人さんの絆纏姿は特にいいねぇ)






by komamono_bun_ya | 2016-03-14 19:00 | 絆纏 | Trackback | Comments(0)
2014年 04月 25日

女房の被布絆纏

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あたしども「ぶん屋」は染物も扱っておりまして、当然の如く絆纏の染も承っております。女房が着ているのは「被布絆纏(ひふばんてん)」と言いまして、ま、和のコートとお考えいただければいいのでは。で、正面には襟文字が倍の大きさに入りまして結構押し出しがある。背中には町印、つまり大紋が入りまして絆纏の様相であります。裏は総裏になっておりまして風を防いで暖かい。五月のお祭りの間にも冷え込む夜もありまして寒がりの女房は切望しておりまして、これが出来上がってきた去年はたいそう重宝したようでありますな。あたしも来年には間に合わせて作ろうかなと。染は当然人の手による「引き染」でありまして、型を彫るところからであります。誂えたいなとお考えでしたらご相談いただければ幸いに存じます。さて、祭りまでもう1週間ですな。楽しもうではありませんか。









by komamono_bun_ya | 2014-04-25 18:18 | 絆纏 | Trackback | Comments(0)
2014年 01月 24日

仕事絆纏

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あたしの絆纏でありまして、仕事のときに着るものであります。本来仕事のものと言えば襟文字に屋号が入りますから、厳密に言えば個人絆纏てぇところですかね。植木職人や大工さん、指物職人と職人さんはほぼ絆纏を着ておりまして、それが正装だったんですな。なので、公の席へでるときには自分の仕事用の絆纏を着てでてまいります。奉公人はお店の絆纏をkしえられまして、これを「お仕着せ」と言いまして、今で言うユニフォームってぇことになりますな。個人で小さくやっている商売なんで個人絆纏でいいかなとも思ったんですが、今年は店の絆纏も拵えようかなと。そんな絆纏のご用命もあたしども「ぶん屋」でお願いいたしたいと思います。よろしくどうぞ。小間物は「komamonoぶん屋」をご贔屓に。










by komamono_bun_ya | 2014-01-24 18:43 | 絆纏 | Trackback | Comments(0)
2014年 01月 10日

絆纏のご相談

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年明け一番でもって絆纏のご相談をいただきましてありがとうございます。手前共「ぶん屋」では絆纏はすべて引き初めによる本染めのみの取り扱いでありまして、少々お時間がかかります。昔からの方法による染でありましてなかなか良い味があると自負しております。ご用命はできうる限りお早めにお願いを申し上げます。画像は松煙染めの墨黒であります。4年ほど前の画像でありまして、あたしもちょいと若い。ちょいとふくよかなのも若く見えるのかなと。皆様のお越しをお待ち申し上げております。











by komamono_bun_ya | 2014-01-10 18:33 | 絆纏 | Trackback | Comments(2)
2013年 12月 19日

絆纏のお支度もお早めに

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年が押し詰まってまいりますってぇとそろそろ「浜松祭り」のことで動き始めるんですが、浜松っ子にしてみれば、来年のことを言うと鬼が笑うなんてぇ悠長なことは言っちゃいられないんです。組織の編成やら申し伝えもありますし、年明けの凧揚げ練習から始まりまして本番の五月なんざあっという間に来ちまう。あたし共「ぶん屋」は本染めの絆纏だけを扱っておりまして、方のお越しからすべて人の手によって出来上がるんです。今時分からやんなくっちゃ何かあったときに対処ができない。染め上がりまでにひと月、その後縫製がありまして、一着二着なら良いんですが、単位が違いますから手間もかかる。できるだけお早目のご注文をお願いいたします。年に一度の見得を切る舞台であります。用意万端にお願い申し上げます。

(絆纏の染、縫製は実店舗のみの扱いです。ご了承ください)









by komamono_bun_ya | 2013-12-19 19:50 | 絆纏 | Trackback | Comments(2)
2013年 05月 10日

姉妹と被布絆纏

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女房と妹であります。近年よく似てきたと評判の姉妹でありまして、女房は太鼓を、妹はあたしのラッパ一番弟子でありましてともに祭り好きってぇことで。二人がおそろいで着ているのは「被布絆纏」といいまして、ま、大紋の入ったコートと認識いただければ。今年のように寒い年は稀ではありますが、それでも五月の頭に行う祭りでありまして、夜は冷えることが多い。で、被布を作りたいってぇ話が出まして、ならば作ろうかと。正面には襟文字を入れ、背中には大紋をてぇのが「被布絆纏」の常識でありまして、見た目になかなか押し出しが強い。で、やはり暖かかったそうでして、これを脱ぐ場面もないのなら、中にはパジャマでも着てろってぇ話しに。どうせ見えやしないしな。ま、そこまではしなかったようでありますが、トレーナーにフリースなんてね、厚着をしていたようでして暖かく過ごせたようでありますな。塩梅がよいようでありまして、あたしも来年は作ろうかなと。

(結構問い合わせがありますよ)

by komamono_bun_ya | 2013-05-10 18:05 | 絆纏 | Trackback | Comments(0)
2013年 01月 24日

襟文字

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絆纏が上がってまいりまして、それ縫製の納品のとばたばたしております。まだまだ染めから上がってこない絆纏もありまして、しばらくはばたばたするんだろうなと。画像はあたしが所属する中澤町はラッパを担当する部署「中澤響」でありまして、中澤町の文字の上に朱色で染めた「響」の牡丹文字がなかなかに気に入っております。って、あたしが作ったんですが。今日も数名が新しい絆纏を取りに来てくれまして、気持ちは祭りへむけて高揚しているようでありますな。なんだかこれから楽しい事が始まりそうな、そんなこの時期があたしも好きであります。

(まだ半分も納まっちゃいねぇ)

by komamono_bun_ya | 2013-01-24 19:18 | 絆纏 | Trackback | Comments(0)
2013年 01月 19日

年が明ければ祭りの支度

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あたくしども遠州浜松には大きな祭がありまして「浜松祭り」なんてぇ名で呼ばれている「凧揚げ祭り」があるんです。五月五日の子供の日を最終日に、五月二日の前夜祭から三日、四日、五日と三日間を大凧を揚げ、町を練り歩きましての三日間であります。まだ日があるじゃないかなんてぇことを言われたりもいたしますが、冗談じゃない年がら年中祭りのことしか考えちゃおりませんから、年が明ければもう祭りがきたのと同じこと。お囃子の稽古があったり、信号ラッパの練習があったり、その年の役員との打ち合わせがあったりいたしまして、年が明けたらすぐにでも支度を始めないと間に合わないってぇのも事実であります。頼まれた絆纏も続々と出来上がってまいりまして、あたし共もこれからはちょいと忙しくなる。忙しくも楽しい毎日でありまして嬉しいやら待ち遠しいやら。いやいや楽しみでありますな。

(そろそろ絆纏の受注は打ち切りですぞ)

by komamono_bun_ya | 2013-01-19 18:06 | 絆纏 | Trackback | Comments(0)