柘植の櫛

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いろいろな種類の柘植(つげ)の櫛(くし)であります。昔、髷を結うときにこれくらいの種類を使って結ったそうでありますな。それぞれが用途によって形作られておりまして、形を見ているだけでも楽しくって飽きない。で、柘植の木肌がつやつやときれいなのも好きなところであります。






で、見てお分かりになった方もおいでだとは思うんですが、実はこれミニチュアなんです。で、ミニチュアとは言え、本物の柘植でもって作られている。江戸の職人が仕事の合間に面白がって作ったようですな。もちろんこれは売り物じゃなくってあたしの宝物。女房曰く、あなたは自分のコレクションをお客さんに売ってるだけなんでしょ?と。いやはや、見破られてるなと。



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サイズを見ますってぇぇと可愛らしいんですが、精巧に作られておりまして、凄みがある。小さなものはそれだけで可愛らしいんですが、やはり精巧でないと可愛らしくない。不思議なものでありますな。こういう小物に囲まれているだけで嬉しいってぇのは、今の商売はあたしの天職だなと。

(好きじゃなきゃ出来ないこともありまさぁね)
by komamono_bun_ya | 2011-04-08 14:59 | 和小物