「おめぇ、絵目玉焼き食うか?」
「食う」
夕べ息子が久しぶりに帰ってまいりました。普段は東京に暮らしておりまして、この週末は関西に仕事で行くってぇことになり、その帰りに家へ寄ったってぇことでありますな。で、夕べ帰って来まして、駅から家までの帰り道、行き着けの居酒屋で息子と合流、その後女房も会社の帰りに合流いたしまして、楽しい時間を過ごしました。それまでも何度も帰ってくるなんてぇことを言っていたんですが、なかなかタイミングが合わずに、やっと今回帰ってきたんです。お互い近況を語るんですが、帰ってきたらあんなことを話そうとか、これを聞いておこうとか思うんですが、男の親子ってぇのはなんだか、話しているうちにもうそう言うのはどうでも良くなっちまいまして、取り敢えず強かに酔うまで飲むことに徹する。
あたしゃ酔っ払っちまいまして、どうやって返ってきたのかもあまり良く覚えてない。朝は早くから目が覚めちまいまして、海へ行こうかどうしようかと思ったんですが、おそらく台風二号崩れの温帯低気圧の影響で海はぐちゃぐちゃなんだろうなと。そう思っているうちに波乗り仲間からのメールが入りまして、案の定海は盛大にクローズアウトだと。
「おめぇいつ帰るの?」
「夕方に会社へ行くんだ」
「そうか、なら午前中は時間があるな」
「大丈夫」
今日はいい按配に女房も休みでありまして、ちょいとどこぞへでかけようかなと。
胃酸過多を抑える薬の効き目も良く、熱い味噌汁を飲んでも胸焼けをすることもなく、美味しい淡竹の味噌汁を堪能いたしました。今日も美味しい朝餉をありがとう。
(盛大にクローズした海でも見に行こうかな)