なんか一雨来ましたら秋まで来ちまったってぇ感じでありますな。ま、季節ってぇのは巡るものでして、とどまることはない。暑い暑いと言いましても、やはり巡ってくる季節の気配はいたしまして、装いもそれに添えるように。
「予感をさせる」てぇのが装いのいいところでありまして、見ている人にやってくる季節を匂わせるってぇのが洒脱でありますな。明日はまたまた「紬の茶和会で」でありまして、一月が経つのは早いものであります。さて、皆さんどんな「予感」をさせてくれるんでしょうか。新しい方もおいでになるようでして、ちょいと楽しみでありますな。
やってくる季節に去ってゆく季節。どちらもいつくしんで楽しみたいものでありますな。
(さて、あたしは何を着ていこうかなと)