ぶん屋の抽斗

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2012年 01月 14日

今日の暦

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今日は「左義長」でありますな。1月14日の夜または1月15日の朝に、刈り取り跡の残る田などに長い竹を3、4本組んで立て、そこにその年飾った門松や注連飾り、書き初めで書いた物を持ち寄って焼く行事であります。その火で焼いた餅(三色団子の場合もある)を食べ、注連飾りなどの灰を持ち帰り自宅の周囲にまくとその年の病を除くと言われているそうであります。松飾も今日のうちに片付けまして、正月ボケも焼き払わなくっちゃなと。







本日の暦であります。

1月14日 土曜日 (旧暦 十二月二十一日) 甲戌(きのえ いぬ) 二黒

六輝:友引(ともびき) 友引日の略。午前中と夕刻と夜は相引で勝負無しの吉の日。ただし昼は凶。この日葬儀を行うと、他人の死を招く恐れがあるといわれています。

中段:おさん(納) この日は別名天倉といい、万物を納めるのに吉。神仏祭祀、結婚、見合いなどは凶。

本日は「タロとジロの日」であります。1959(昭和34)年のこの日、南極に置き去りにされた南極観測隊の2匹のカラフト犬・タロとジロの生存が確認されました。1956(昭和31)年の秋、南極観測船「宗谷」で11人の隊員が東京港を出発。15頭のカラフト犬も犬ぞり隊として参加しました。1958(昭和33)年、第2次越冬隊を送り込む為再び「宗谷」は南極に向かったのですが、厚い氷にはばまれて断念することになりました。11人の越冬隊員はヘリコプターで救出されましたが、15頭のカラフト犬は救出することができず、鎖につないだまま氷原に置き去りにされました。翌1959(昭和34)年のこの日、ヘリコプターが2頭の生存を確認。南極から打電されたこのニュースは、世界を愛と希望と勇気の感動で包みました。ジロは南極で死亡しましたが、タロは5年後に日本に生還して北海道で余生を過ごしました。映画にもなった実話であります。生命の力を感じる話でありますな。

本日も皆さんにとってよい日でありますように。

by komamono_bun_ya | 2012-01-14 05:32 | | Comments(0)


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