5月は五月雨や五月晴れなんて言葉がありますが、これは旧暦のときに出来た言葉であります。つまり、五月雨ってぇのは梅雨の事でありまして、五月晴れてぇのは梅雨の合間の青空のことを言います。新暦が悪いとはいいませんが、旧暦をなくしちまったことで失われたものが如何に大きいことかをちょっとだけ考えて欲しいなと。
本日の暦であります。
5月25日 金曜日 (旧暦 四月五日) 丙戌(ひのえ いぬ) 八白
六輝:友引(ともびき) 友引日の略。午前中と夕刻と夜は相引で勝負無しの吉の日。ただし昼は凶。この日葬儀を行うと、他人の死を招く恐れがあるといわれています。
中段:とる(執) この日は執の意で、万事活動育成を促す日。祝い事など吉で財産整理などには凶。
本日は「広辞苑記念日」であります。1955年のこの日、岩波書店の国語辞典『広辞苑』の初版が発行されました。あたしが物心付いたころには家に広辞苑がありまして、以来いまだにこれを使っております。もちろん改訂版が出れば買い換えまして今に至っているんですが、辞書はなくてはならないものでありますな。好奇心を助けてくれる本であります。
本日も皆さんにとってよい日でありますように。