ぶん屋の抽斗

bunakane.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2012年 07月 20日

はる姐さんがお気に入りの場所

はる姐さんがお気に入りの場所_e0220163_178561.jpg


我が家の最古参、はる姐さんであります。なかなかに我がままで気の小さな姐さんでありまして、それがゆえに、好きな場所ってぇのは誰にも邪魔をされない場所ってぇことになりますな。安全なところ。ま、そうじゃない場所でも好きなところはあるようなんですが、新人たちに邪魔をされますってぇとすぐにどこぞへ行っちまう。ってことで、いくつか好きな場所ってぇものがあるようですな。






画像はダンボールの箱に入っているはる姐さんでありまして、まま、箱ってぇと猫のマストでありまして、どんな猫もこれを嫌いだなんてぇことは未だかつて聞いた事がなけりゃ見たこともない。で、入ってこそこそしていたんですが、あたしが写真を撮ろうと近寄ったときに出ようとしたんです。が、蓋が内側へと入っちまいまして出られない。体がつかえて出られなくなったんです。姐さんらしいといえばらしい。








はる姐さんがお気に入りの場所_e0220163_17144423.jpg


で、ここは階段脇にある格子窓のところであります。以前格子ははまっちゃいなかったんで、猫が出ちゃいけないってんで閉めっぱなしにしていたんですが、どうにも空気がとおらねぇし、夏には暑いってぇことで格子を付けて猫が出られないようにしたんです。で、これがどうにも塩梅が良かったらしくって、猫たちのたまり場になっちまった。陽も良く入るし風も良く抜けてかなり具合が良い。ま、この他にもはる姐さんがあたしんちへやてきた時に一緒にやってきたベッドとか、あたしが拵えたダンボールマンションやらと、好きなところは結構あるようなんですが、ここのところご執心なのがここ。









はる姐さんがお気に入りの場所_e0220163_17185311.jpg


なんてこたぁねぇ籠でありまして、これは以前からあるんですが、女房の話ですってぇとあるとき突然ここへ入ったそうです。ま、小物が入っておりましたが、それをものともせず上にのっしりと乗って寝ちまったと。ま、それじゃあまりに塩梅が良くねぇだろうってことで女房が籠から小物を出して敷物を敷いたようなんです。なんだか本末転倒のような気もしなくもないんですが、これではる姐さんお墨付きを頂いたも同然でありまして、この日から晴れて自分の寝る場所にしちまったようなんです。何がどうして急にここに入るようになっちまったのかはまったく定かじゃありませんし人間が理解をする由もありませんが、いずれにいたしましてもこれが落ち着くようでありまして、ならば文句を言うことでもなしってぇところでありますな。はる姐さんは今日も気持ちよさそうに、まるでジグソーパズルのピースのように、きっちりと籠に入って寝ております。ま、姐さんが良いんならいいかと。

(我が家は今日も平和です)

by komamono_bun_ya | 2012-07-20 17:25 | 愛しの猫たち | Comments(0)


<< 持ち歩く涼風      「豚猿」で塩ランチ >>