ぶん屋の抽斗

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2013年 12月 27日

海上がりに「七星」へ年末のご挨拶

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早朝に起きまして握り飯をひとつ頬張っただけで波乗りを3時間ほどやっていたので腹が減ってどうにもならない。海から上がったのが10時過ぎでもって着替えて車に乗ったのが10:30頃。この時間ならぼちぼち行けば11:30の開店ちょいと前には着くかなと。しかし意外と道が空いておりまして、早く着いちまった。車の中で開店を待とうと思っていたんですが、店主が出てきてすぐに作るから入ってくれってぇことでもって、それならばってぇことで甘えることに。












ここは付き合いが長くってもう10年くらいなるのかな?開店当初と今とじゃとんでもなくレベルアップしておりますな。店主は波乗りの後輩でもありまして、店にもよく行きますが海でもよく会って海の中でラーメンの話をしたり。何度か一緒にラーメンの食べ歩きもしておりまして、それが勉強になるんだってぇことも言っておりますな。で、ちょいとスープが良くできたから味見をしろてぇことであります。ダシの良い香りがしてまいりまして、ちょいと厨房を覗かせてもらうことに。ダシのとり方をこんな風に変えたんだなんてぇ話でもってその一杯に注ぎ込む情熱を感じることができました。






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和歌山は井出商店の店主に可愛がってもらっている店主でありまして、研究熱心でもって情熱がありますな。和歌山ラーメンは井出系のトンコツパイタンと車庫前系の清湯があるんですが、彼は両方こなす。で、今日はストレートトンコツの細麺でもってスープの味見をば。以前の味の記憶とは比べ物にならないコクの深さですがただ濃いんじゃない。煮詰まったのと濃いのとは格段の違いがありまして、「豊かな味わい」と言うのがぴったり来るかなと。炊き出したトンコツの濃度は凄いんだけれども嫌味がなくって雑味が皆無。旨味だけを凝縮した味でもって以前感じた髄のちょっとした苦味もない。そんなダシに和歌山は紀州のまろやかな醤油に昆布の香りと甘みのあるかえしがバランスよくマッチしております。東宏製麺の低加水の細麺もパツンと歯応えよろしくこれはほぼ完成かなと。黒酢の香るチャー丼もチャーシューの油がご飯の一粒一粒に混ざりこみまして相変わらずの美味しさでもって完食でありました。年内は大晦日までの営業だってぇことなので皆様是非行ってみてください。派手さはないんですが、じわりと来る優しい味であります。本日も美味しくいただきましてご馳走様でした。

(次は魚介豚骨をいただきに行かなくっちゃ)










by komamono_bun_ya | 2013-12-27 18:24 | ・浜松市中区 | Comments(0)


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