冬の名残の春なのか、春の兆しの見える冬なのか。椿や山茶花と梅が共存する季節でありますな。いきなり季節が変わるわけもなしそれぞれが重なる時期ってぇ楽しみ方もあるなと。少しずつオーバーラップしながら知らないうちに切り替わる自然の匠。
本日の暦であります。
2月6日 金曜日 (旧暦 十二月十八日) 癸牛(みずのと うし) 五黄
二十八宿:婁(ろう) 普請造作庭造契約事吉
中段:とづ(閉) この日は諸事閉止する意で、金銭の収納、建墓は吉。棟上、結婚、開店などは凶。
選日:一粒万倍日(いちりゅうまんばいび) 一粒の種が万倍にに増える吉日です。そのために諸事成功を願って事始に用いられ、古くから、特に商売始め、開店、金銭を出すのによい日とされています。反面、増えて多くなる意味から、人から物を借りたり借金するのには凶の日です。
六輝:大安(だいあん・たいあん) 大安日の略。陰陽道でこの日、結婚、旅行、建築、開店など、何事をなすのにも吉日とされています。
本日は「海苔の日」であります。全国海苔貝類漁業協同組合連合会が1966(昭和41)年に制定し、翌年から実施。702(大宝元)年1月1日(新暦2月6日)に大宝律令が施行され、その中で海苔が産地諸国の物産の一つとして年貢に指定されました。また、この頃に海苔の生産の最盛期を迎えることから、2月6日を記念日としたそうです。どうも昔から世の中の政治をつかさどる方々は何にでも税金をかけたようでありますな。もう少し何とかできないんでしょうかね。
本日も皆さんにとって良い日でありますように。