今日は午前中をぐずぐずに過ごしちまったこともありましてジムへ行ったのは昼近く。みっちりやりますれば時間は2時を回りましてもうすぐ3時に近い。通しでやっているところ以外ダメだなとなぜかラーメンを食べに行く気持ちになっている。いろいろ考えたんですが、ちょいと西の方へ用事もありまして、ならば舞阪の「浅草軒」さんへと。暖簾をかき分けて店の中へ入りますってぇと、西の壁のお品書きに「冷やし中華」の札がかかっておりまして、ああ、夏だなと実感をいたしますな。このお店は週末ともなれば行列必死の老舗なんですが、平日の3時てぇことになりますってぇと客は一人もおらず、店の方がまかないでラーメンをすすっておりました。平和な絵でありますな。
40年近く通った店なれど味は変わらないなと感心いたします。豚ガラに鶏ガラ、根菜と煮干しでとったダシにちょいと浅めの返しでありますな。鶏油ではなくってラード。あっさりで軽い。なれどレトロな味わいと丁寧なつくりでもっていつでもうれしい味であります。若い時から海上がりはよくここで食べておりましたから、その時のことを克明に思い出したり。今でも萬代さんの麺なんだな。縮れ具合がいいですな。餃子が一つ破裂したようでしておまけしてくれました。こういうのがちょいと嬉しかったり。この頃大将は厨房には入ってないんだな。だんだんとそうなってくんだろうな。娘さんは継ぐのかな? いろいろなことを思っちまう。にしても、大変おいしくいただきましてご馳走様でした。
(定期的に通いたい店の一つ)