ぶん屋の抽斗

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2015年 11月 18日

つやつや目玉な朝餉

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「すみません」

「お、後は頼んだぜ」








昨日はちょいとあたしが調子が悪くって一日寝たり起きたり。おかげでもって今日はそこそこ体調も戻りまして夜明け前には目覚めました。表を観ますれば薄明かりではあってもすごい霧でもって妙に暖かい。もう十一月の半ばだってぇのにね。こんな日は女房の調子がよくなくって頭痛持ちの憂いが。ま、ならばあたしが動こうってぇことで神棚に水と飯を捧げ朝餉を整えることに。出汁を炊きまして油揚げを切り入れ味噌を解いて豆腐を入れる。ベーコンはオリーブオイルでソテーしまして目玉焼きを作る。熱したフライパンに卵は三つ。ひとつは黄身をつぶしまして強火でもって底が焼けたら火を落として蓋をする。2分も置いておけばつやつやのきれいな目玉焼き。ぱたぱたとスリッパの音がしまして女房が寝室から下りてくる。薬が効いて頭痛は少し治まったってぇ話でありまして、後は任せることに。長野で買い求めた野沢菜と女房の友人からいただいた白米。やはり女房の友人が営む作り味噌屋の味噌と醤油、舞阪の海苔とデザートには三ケ日の蜂蜜。なんてぇ豪華な朝餉なんだろ。どちらかが具合が悪けりゃやれる奴がやればいいってぇのがあたしんちのやり方であります。「担当」を持つといろいろ滞って良くない。やれる奴がとっととやればと滞らなくってすべてがスムーズに回る。女房もしっかり食べまして電車にも間に合ったようであります。週半ば、頑張れ女房。今朝もおいしい朝餉をありがとう。

(今朝の目玉はいい出来だった)






by komamono_bun_ya | 2015-11-18 09:04 | 朝餉の風景 | Comments(0)


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