七十二候は第六十候「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」を迎えました。七十二候ってぇのは季節を五日ごとに刻んでいくものでありまして、刻々と変化する季節感をわかりやすく解説しているなと。正に読んで字の如しでありまして蜜柑が色づく頃と。あたしんちの蜜柑はほとんど摘んでしまいまして後いくらもない。女房曰く、摘んだばかりは堅いんだけどしばらく置けば柔らかくなって甘みも出てくるようでありますな。庭から収穫できるものがあるってぇのは幸せなことだなと。成長がみられて味わうこともできるなんてね。年明けには柿を植えまする。
(今日はこれから冷えそうですな)