昨日は雨に煙る山を見に行こうってぇことでもって天竜区までドライブを。山間にかかる霞もさることながら天竜川の川面にたゆたう靄(もや)も幻想的でありました。七十二候は第三候「魚上氷(うおこおりをいずる)」を迎えました。昨日の陽気は張っている氷を解かすような温かさでありましたが、またぞろ冬に後戻りするような寒さが来るようであります。どうかお体ご自愛くださいますよう。
本日の暦であります。
2月15日 月曜日 (旧暦 一月八日) 丁卯(ひのと う) 一白
二十八宿:張(ちょう) 見合い神仏祈願祝宴吉
中段:のぞく(除) この日は不浄を払い百凶を除き去り、医師かかり始め、種まき吉。結婚、動土は凶。
六輝:友引(ともびき) 友引日の略。午前中と夕刻と夜は相引で勝負無しの吉の日。ただし昼は凶。この日葬儀を行うと、他人の死を招く恐れがあるといわれています。
本日は「春一番名附けの日」であります。1859(安政6)年2月13日、壱岐郷ノ浦の漁師53人が五島沖で突風に遭い全員が死亡しました。それ以前から、郷ノ浦の漁師の間で春の初めの強い南風が「春一」と呼ばれており、これが「春一番」の語源とされています。春一番の語源には他にも諸説あります。1950年代からマスコミがこの言葉を使用するようになって一般でも使われるようになり、1985年からは気象庁が春一番の発表を行っています。春一番は春の嵐の場合も多いようですな。
本日も皆さんにとって良い日でありますように。