本日11時、天王町は以前「天までとどけ」さんが入っていたところへ「龍寿」さんが入りまして開店となります。店主は東京は新小岩の名門ラーメン店「一燈」の出身でありまして、否が応にも期待しちまう。実は先だって試食会がありましてそこへお招きをいただきました。で、ちょいとレポートを。
店主の話ですと「清湯(透明なスープ)」で勝負をするってぇことでもって、醤油と塩がデフォルトでのメニューとのことであります。あたしがこの日いただいたのは醤油でありまして、スープは鶏肉をベースにしまして昆布と浅蜊。鶏胸チャーシューとロースの低温真空調理のチャーシューの二種。鶏油からはいい香りがいたしまして、具のひとつ、エリンギのバターソテーをいただきますればポルチーニの香りがのぼってくる。鶏油にポルチーニの香りを仕込んであるてぇ手の込んだところも。スープは雑味がなくって香りが高く上品な味でありまして、まろやかで豊かな都会の洗練された味。上質なコンソメと言ったところでしょうかね。麺は自家製麺でもってライトな感じでかえしもきつい醤油は使わずにスープを堪能してもらいたいとのことであります。これは浜松にどんな影響を与えるのか気になるところでありますな。間違いなく新たな風が吹きそうな予感がいっぱいのお店であります。今後の活躍に目が離せそうもありませんな。心から応援させていただきたいと思います。
(浜松にはなかった味ですよ)