昨日海帰りに富塚町は旧舘山寺街道沿いにある「和歌山ラーメン七星」さんへ寄ってまいりました。で、和歌山チャーシュー麺とレアチャーシュー丼もいただいたんですが、今朝は海にはい折らず撤収しましてやはり「七星」さんでもって朝ラーを。二日連荘でもって伺いました。
昨日いただいた和歌山ラーメンは昼営業の固定メニューであります。言わばデフォルトメニューとでも。常に細かく見直しがされておりましてマイナーチェンジを繰り返されている。最新の味はちょいとあっさりとライトな豚骨に香味油で厚みを出してきております。あっさりした味わいでも厚みがないのは寂しいとは店主の弁であります。確かにちょいとライトなボディーではありますが旨味あふれる味わいであります。するりと入ってくるスープと麺のバランスが実にいい。不要な重たさが取り除かれておりまして豚骨の旨味だけを抽出したような。レアチャーシュー丼は大きな一枚肉と細かく切り落としたチャーシューで構成されておりまして玉ねぎのみじん切りと青葱の小口切りが添えられていて口にさっぱり。青ネギの風味がよくって構想でも入っているのかと思ったほど。聞けば京都から仕入れている葱でもって九条ネギではないものの香りがいいんだと。
で、今朝頂いたものは朝ラーメニューの「ニボ豚」であります。ベースの豚骨がライトになったこともありまして以前よりは煮干しが表によく出る。しかしながら煮干しが突出するというわけではなくってこの煮干しの抽出がとても丁寧なんでしょうな、エグ味は全く感じずに遠くに甘みを感じるほど。豚骨とのダブルスープなんですが、どちらがどちらともなく互いが支えあっておりまして見事なバランスでありますな。朝からいただいても重さがなくって豚骨と煮干しのそれぞれの旨味がよく出ておりまして出来がいい。常に精査して味の調整を続けているお店でありまして来るたびにレベルアップしているのには感心しますな。連日の訪問でありまして我大変おいしく頂きましてご馳走様でした。
(ほかのメニューも食べなくっちゃだ)