2015年にちょいと面倒な病気に罹患しましてからは大っぴらに仕事はしちゃいないんですがそれでもこそこそやっていたり。この絆纏はうちがお願いをしている「蜻蛉玉職人」さんからの依頼で拵えた絆纏であります。蜻蛉玉てぇモチーフですと丸いだけなので簪にした方が絵面がいいかなと思っての事であります。
気姿もなかなかよかった。えっと、簪の玉の部分には職人さんの家紋「七宝に花菱」を配しました。で、うちとのコラボってぇことでもって、ぶん屋の「文」の字から「文門」を組み合わせてみたんですがなかなかいいかなと。この絆纏、お披露目はなんとスイス。海を越えてのお披露目でありましてあたしもうれしい。ちなみに地色は銀鼠でありまして囲いは子持ちであります。毎度のことながらオリジナルの大紋を仰せつかるのは大変なんですが楽しくもありますな。可愛がってきてあげてくださいまし。ありがとうございます。
(中に紺の作務衣とか似合いそうだね)