今年は赤い片喰(カタバミ)もたくさん咲きましたよ。七十二候は第十七候「霜止出苗(しもやんでなえいずる)」を迎えました。うちの周りの田んぼでも早いところは苗を植えておりますよ。
本日の暦であります。
4月25日 木曜日 (旧暦 三月二十一日) 壬辰(みずのえ たつ) 五黄
二十八宿:奎(けい) 宮造り、柱建て、棟上げ、井戸掘り、神仏祭祀、旅立ち吉。
中段:たつ(建) この日は建の意で、最高吉日。神仏の祭祀、結婚、開店等すべて大吉。動土蔵開き凶。
六輝:大安(だいあん・たいあん) 大安日の略。陰陽道でこの日、結婚、旅行、建築、開店など、何事をなすのにも吉日とされています。
本日は「ギロチンの日」であります。1792年のこの日、フランスでギロチンが実用化されました。当時はフランス革命後の恐怖政治により、毎日何百人もの人が処刑されていました。そこで、内科医で国民議会議員だったジョゼフ・ギヨタンが、受刑者に無駄な苦痛を与えず、しかも全ての身分が同じ方法でできるような「単なる機械装置の作用」により行うよう議会で提言し、その案が採択されました。外科医のアントワヌ・ルイが設計の依頼を受けて、各地の断頭台を研究し、刃を斜めにする等の改良を加えました。このため当初は、ルイの名前をとって「ルイゼット(Louisette)」とか「ルイゾン(Louison)」と呼ばれていましたが、この装置の人間性と平等性を大いに喧伝したギヨタンの方が有名になり、ギヨタンから名前をとった「ギヨチーヌ(Guillotine)」(ドイツ語読みで「ギロチン」)という呼び名が定着しました。フランスでは1981年9月に死刑が廃止され、それとともにギロチンの使用もなくなりました。人間性と平等性って、なんだかね。
本日も皆さんにとって良い日でありますように。