ぶん屋の抽斗

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2019年 05月 14日

今日の暦

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柿の花が咲きました。が、植えてから三年、まだ実ができません。桃栗三年柿八年ですかね。











本日の暦であります。

5月14日 火曜日 (旧暦 四月十日) 辛亥(かのと い) 六白

選日:三隣亡(さんりんぼう) 昔から普請始め、柱立て、棟上などには大凶日とされ、この日を用いて後日災禍が起きると、近所隣をも亡ぼすとされています。

二十八宿:尾(び) 婚礼、開店、移転、新規事の開始吉。仕立物の着初め凶。

中段:やぶる(破) この日は破の意で、訴訟等には吉。結婚その他約束事、神仏の祭祀等は凶。

六輝:先勝(せんかち・せんしょう) 先勝日の略。急用や訴訟などに吉の日とされています。ただし午後は凶となります。

本日は「種痘記念日」であります。1796年のこの日、イギリスの外科医ジェンナーが初めて種痘の接種に成功しました。種痘の登場以前は、天然痘は最も恐ろしい病気の一つでした。発症すると、高熱に引き続いて、全身に化膿性の発疹ができるため、運良く治った人もあばた面になりました。以前より、一度天然痘にかかった人は、二度とこの病気にならないことが知られていました。また、ジェンナーは、乳絞りの女性から牛痘にかかると天然痘には罹からないことを聞きました。そこで、牛痘にかかった乳絞りの女性サラ・ネルムズの手の水疱からとった膿を、近所に住んでいた8歳の男児フィップスの腕に接種しました。10日後に発症したがすぐに治癒し、その後天然痘を接種しても感染しませんでした。この実験は、学会には認められなかったのですが、ジェンナーは貧しい人たちに無料で種痘の接種を行い、次第に認められるようになりました。天然痘による死亡者は劇的に減少し、1979(昭和54)年10月末に世界保健機構(WHO)によって根絶が確認されました。医学は急速に発展していきますが、まだまだ原因も治療法もわからない病はあります。

本日も皆さんにとって良い日でありますように。










by komamono_bun_ya | 2019-05-14 04:29 | | Comments(0)


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