ぶん屋の抽斗

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2019年 06月 11日

老々介護の予行練習

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今は雨模様ではありますが、今朝は良く晴れまして海に入っていても気持ちがよかった。一昨年の11月に「うつ病」と診断された女房は、治療のため休職をしていたんですが、何とか寛解をいたしまして5月末から1年半ぶりの職場復帰をいたしました。











会社では以前営業職をしていた女房ですが、ま、それでもって心がむしばまれたこともありまして、今は時短の内勤に。結構楽だとは言ってはおりますが、正直なところ内心ちょいと心配ではありますな。「うつ病」と診断される前は、会社へ行くのがつらくってあたしにハグしないと行けなかったこともあったり、洗濯物を干すときに靴下の柄を合わせられなかったり、長文が理解できなくなっていたり。休職してからは医者へ行くとき以外はほとんど寝ておりまして、炊事、洗濯、掃除なんぞ、家事はすべてあたしがやっておりました。が、正直CIDPの後遺症と、ステロイドの離脱症状でもってきつい仕事はできない。海へ行って波乗りはしちゃいますが、以前のようにはいまだに乗れませんからw で、あたしが具合が悪くなると、いつもはベッドで寝ている女房があたしの世話をしたり。こりゃまるで「老々介護だね」なんてね。

ただ、1年半ほぼ毎日一緒にいるってぇのもいいななんてね。女房の世話をするのも嫌でもないし、家事も嫌いじゃない。絆纏のお客さんが来るときでも家が狭い訳じゃないから問題もないし、ましてやネット通販に関しては全く問題もない。で、あたしはあたしのペースでもって仕事をしながら女房の世話をしておりまして、女房も自分の状態を理解するために、心理学の勉強やらなサプリメントの勉強やらでなんだかいろんなことがわかってきたようであります。ん~転んでもただじゃ起きねぇなw ま、あたしの仕事もしばらく休んじまったこともありまして、ちょいとお客さんが離れていたりしますから、テコ入れをしなくっちゃなんない。で、女房も勉強したことでコンサルみたいなことができるようになっておりまして、いずれお互い家で仕事ができればなと。

世の中はだんだん大規模経済が破綻していくようにしか見えなくって。城は人垣と言いますが、その上に成り立って搾取をしておりますから、働き方改革の何のと言っても搾取に変わりはない訳で、どこかで歪みが起きてきているなと。若い子たちがだんだん企業離れが進んで起業する人も多いようであります。政府は国民を、企業は従業員の生活を守れなくなってきている今、やはり何らかの手を打っていかないとなと。もう誰にも可能性のある「老々介護」でありまして、正直仮体験をしてみて笑っていられないなと。一緒に暮らしている者同士がお互いに信頼し、助け合い、ともに平和に暮らしていけるよう手を取っていかねばでありますな。夫婦喧嘩なんざしている場合じゃないのだよ。どちらかが犠牲になって、我慢して、なんてところに共存はありえませんな。感情的にならずに言いたいことはちゃんと吐き出してため込まない。思いやる言葉もしっかり声に出して相手に伝える。そんなことが大切なんじゃないかなと。ま、いい経験をしたなと思いますわ。さて、そろそろ女房も帰ってくる頃だし晩飯の支度をしましょうかね。

(お互い好きで一緒になったんだものね)









by komamono_bun_ya | 2019-06-11 16:43 | 日々徒然 | Comments(0)


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