今朝は海を見に行ったんですが、波が今一つでもって撤収。ちょいと仕事を片付けまして、本館の居間でボーッと日がな過ごしておりました。床の間のある部屋でもって、窓を開け放しますればいい風が入ってくるんだよね、で、おお、そうだと思いつきまして風鈴を釣ることに。こいつは南部鉄の奴でもってリーンと澄んだ音色が涼しげであります。
こっちがガラスでできた江戸風鈴。甲高い音ではありますが、澄んだ音じゃなくってちょいと「鈍(にび)」があってそれはそれで趣がある。今朝方はちょいと蒸しましてじとっとしていたんですが、夕方になりますってぇといい風が入るなと。ましてや風鈴の音ってぇのがまた涼やかでもって暑気払いになる。
南部鉄の奴を縁側の内側へ、ガラスの江戸風鈴を縁側の外へつるしましての競演。なかなか風情があっていいものでありますな。
(明日は海へ行こう)