カテゴリ:簪/髪飾り( 169 )

残暑を爽やかに

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ガラス製品である蜻蛉玉はその透け感が魅力の一つであります。硬質でクールな光は体感を5度ほど下げてくれるんじゃないかと。これは「蜜柑玉」と言いまして、皮をむいた丸々一個の蜜柑のようでその名前がついております。デザイン的には江戸時代のものでして、結構伝統的なデザインだったりします。一番手前のものは完全なクリアーでして無色透明。拵えた時は「夏ものだね」と職人さんと話していたんですが、実は冬にもよく出たりします。「氷玉」の別名がありあまして、フローズンなイメージなのかなと。ま、以前ヒットしたディズニーのアナ雪なんかのイメージかもと。

とは言え、雪のシーズンにこの透け感の強い簪てぇのもありだなと感心したんですが、他にもいろいろありまして、真ん中は「甕覗き」と言って水色の浅い色合いで、奥のものはボケちまっていてわかりにくいかもしれませんが、「梅鼠」の名をつけました。ま、見ようによっちゃぁ葡萄色とも言えなくもないかな。これからの時期には季節の色として使えなくもないかななんてね。何を好まれるかはお客さんの嗜好次第でありまして、こうでなくっちゃなんてぇ押しつけがましいことは野暮でありますな。ま、ちょっとしたヒントとしてアドバイスができたらなと思っております。ご興味のがございますれば「komamonoぶん屋」をちょいと覗いてみてくださいまし。

残暑厳しき折お体ご自愛くださいまし。








by komamono_bun_ya | 2019-08-16 16:00 | 簪/髪飾り | Comments(0)

赤玉万筋の蜻蛉玉簪

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蜻蛉玉(とんぼだま)の簪(かんざし)であります。蜻蛉玉てぇのはガラスで作ったビーズでありまして、歴史は遡ること奈良時代には日本へ入ってきたようでありますな。勾玉と一緒に呪術的なことに使われていたようでありますが、江戸時代には立派なアクセサリーに。キラキラときれいですし、陽にかざすとことさら透けて美しいことから町娘たちには人気だったようであります。阿多社時代劇が好きなもので、見ておりますればたまに蜻蛉玉の簪をしている方がいたりね。そんなときはちょいとうれしくなったりします。

えっと、江戸時代もてはやされた色は赤でして、珊瑚を模した色ってぇことでそうだったのかなと憶測をしてみたり。ま、季節と色の関係に敏感だった時代でもありまして、赤は比較的どの季節にも合うってぇ事でもよかったのかなと。で、この赤玉には細かな縞が入っておりまして、幾重にも重なっております。細い縞がたくさん入っているのを「万筋」と言いまして、ことさら江戸っ子にはもてはやされたようでありますな。なんといっても江戸っ子の縞好きは尋常じゃありませんから。時代劇を見ていても縞の着物がほとんどですもんね。

赤い色に万筋なんてぇことになればことさらいいんじゃねぇかなと。あたしんとこのは職人さんが一本一本丁寧に手作りでもって拵えているんですが、すべてシンプルなもの。知り合ったころから十数年たちますが、あたしがまずごちゃごちゃしたものが好きじゃない。シンプルイズベストでもってシュッとしたのがね、いいのね。あんまりごちゃごちゃしてると簪ばかり目立っちまってコーディネイトの邪魔にもなるし。アクセサリーってぇのは引き立て役ですから。料理でいえば隠し味でもって表へ出過ぎるのは野暮ってぇものであります。ま、そんなシンプルでもってシュッとした簪がちょいちょいあったりしますので「komamonoぶん屋」を覗いてみてくださいまし。








by komamono_bun_ya | 2019-08-15 17:29 | 簪/髪飾り | Comments(0)

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新作の蜻蛉玉簪が出来上がってきました。「白玉藍七宝蜻蛉玉簪」であります。白をベースに、藍色の七宝を描いたシンプルなデザインであります。いろいろな髪の色や装いにもよく似合います。「komamonoぶん屋」にて販売をしております。








by komamono_bun_ya | 2019-03-22 16:43 | 簪/髪飾り | Comments(0)

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藍鼠玉万筋蜻蛉玉簪が再入荷しました。あたし的にはこの「万筋」の意匠が一番好きかな。不規則な縞が手作り感満載で粋だなと。「komamonoぶん屋」のオンラインへお越しくださいまし。








by komamono_bun_ya | 2019-03-20 17:18 | 簪/髪飾り | Comments(0)

夏には甕覗きの蜜柑玉

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3年前にCIDP「慢性炎症性脱髄性多発神経炎」てぇ厄介な病気を患いまして、ステロイド治療を1年半ほど続けましてなんとかステロイド治療も終えてやれやれってぇところでもって普通の生活に戻れると思いきや、今度はステロイドを大量に摂取していたことで自分が副腎皮質ホルモンを出さなくなっちまっておりまして、言うところの「離脱症候群」てぇ奴に。ま、ここのところそれも何とか収まってきたようなのでそろそろ仕事にもに精を出さなくっちゃなと。ま、前置きってぇことでw

えっと、生業としましては絆纏と和小物をてぇことでもっておまんまを食べておりますが、中でも蜻蛉玉に関してはちょいといろいろと取り揃えが多い方じゃないかなと。今年は猛暑でありましてなかなか表へと考えるのも汗が吹き出しそうな日が続いておりますな。まして浴衣なんぞ着た日にゃ暑くてどうにかなるんじゃないかと。とは言え、浴衣にキュッと結い上げた髪てぇのはいいものでありまして、男心をくすぐる。

蜻蛉玉ってぇのはガラス細工の物でして元より涼を感じるものであります。淡い水色の「甕覗き」で誂えた簪でもって「蜜柑玉」てぇ江戸時代からの意匠のもの。みかんの皮をはいだ様子に似ているってぇことでもってちょいと江戸好みの粋な奴であります。暑い夏こそ見た目に涼しげなものてぇのがいいものでありますな。ご用向きの方はぜひ「komamonoぶん屋」でお買い求めくださいまし。

(簪ね、売るほどあるんだ)








by komamono_bun_ya | 2018-08-06 16:19 | 簪/髪飾り | Comments(0)

柘植簪の価格高騰

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お客様からのご依頼でもって入荷待ちをしている柘植の簪であります。言い訳がましい話になっちまうんですがちょいと厳しいことになっております。柘植は素材でもってかなり価格が変わるんです。同じデザインでもって同じように彫っても素材の違いでもって最大5倍ほどの値段の開きがあります。例えば画像の唐草模様の透かし彫りでありましても外来のもの(中国南部からタイやカンボジアからの輸入品)であれば12000円ほど、これが国産の良いものになりますれば同じデザインであっても38000円~。で、最近この輸入のものが入ってこない。で、入ってきましてもかなり高くなっておりまして国産のものと値段的に変わらない。どうせなら国産の質の良いものの方がよくなっちまう。それに彫りをする職人さんたちの高齢化。実際あたしどもで仕入れさせていただいている職人さんは先だってお亡くなりになりましてほかの方にお願いをしているんですが、その方も全国の店舗分を賄っていたり。熊本で買おうが京都で買おうがお江戸で買おうがほぼ同じ職人達が彫っていたりします。簡単に言えば売り手市場でありまして納期も価格も全くコントロールできない。国産の高級柘植を素材にしましても納期が約束できなかったり。そのうちNC(コンピューター制御の切削機械)で彫ったものが普通になっちまうのかなと。なんだか釈然としないななんてね。職人達がその仕事でもってしっかりと利益が出せて働き甲斐のある国になってくれなくっちゃどんどん職人がいなくなっちまいますな。

(とりあえず職人のところへ行って来なくっちゃだ)








by komamono_bun_ya | 2017-10-14 16:41 | 簪/髪飾り | Comments(0)

浅葱小紋散蜻蛉玉簪

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新作で入ってきて即売れてしまった「浅葱玉小紋散し蜻蛉玉簪」でありますが、先日再入荷してまいりました。人気のあるものってぇのはどうも偏るようでして、いいとなればすぐに出ていっちまいますな。まま、それはそれでありがたいことではありますが。「komamonoぶん屋」でお好みを探してみてくださいまし。








by komamono_bun_ya | 2017-07-23 15:08 | 簪/髪飾り | Comments(0)

藍鼠玉万筋蜻蛉玉簪

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えっと、暫く病気のため体調がすぐれなかったこともありましてネットショップの在庫が寂しいことになっておりました。が、少しずつ商品も入荷し始めておりましてだんだんご紹介もしていかなくっちゃなと。ま、ぼちぼちやっていきますのでお付き合いのほどを。画像は人気の万筋でありまして、藍鼠玉(あいねずだま)の蜻蛉玉簪(とんぼだまかんざし)であります。万筋も色がそこそこそろいましてほかにもちょいと変わった色の蜜柑玉なんぞも。「komamonoぶん屋」でご確認くださいまし。

(少しは仕事しなくちゃな)








by komamono_bun_ya | 2017-06-26 18:43 | 簪/髪飾り | Comments(0)

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午後はちょいと横になっておりまして先ほどごそごそ起き出してちょいと仕事を。体の具合が良くないってぇのは面倒でありますな。とは言えやることはやらなくっちゃいけないってぇことでもってボチボチと。えっと、WEBストアをちょいと見直そうってぇことでもっていろいろ触っていたり。感覚的な事よりも数字として何が売れていて何が引き合いが多いのかを見ておりますれば「白玉子持藍縞」の簪が一番人気だなと。お、感覚と数字が一致しておりましてこれはちょいと嬉しい。今職人に依頼しているのはすでに年明けのものでありまして、頭の中にあるのは来年の夏ものであります。ま、少しずつ形にしていこうかなと。「ぶん屋」の商品にご興味がありましたらば「komamonoぶん屋」をご覧くださいまし。







by komamono_bun_ya | 2016-11-22 18:53 | 簪/髪飾り | Comments(0)

白玉子持藍縞蜻蛉玉簪

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たまには仕事の事を。しばらく品切れになっておりました「白玉藍縞蜻蛉玉簪(しろだまあいじまとんぼだまかんざし)」が再入荷いたしました。白玉のベースに太い藍色の子持ち縞が粋な簪であります。縞の具合が手捻りでもって拵えてありますので同じものは二つとない。手仕事である故の面白さを持った逸品であります。興味がございますれば「komamonoぶん屋」でご覧くださいまし。






by komamono_bun_ya | 2016-09-12 17:38 | 簪/髪飾り | Comments(0)