タグ:ぶん屋の仕事 ( 32 ) タグの人気記事

氷蜜柑玉のピアス

e0220163_16240552.jpg


今年の夏も暑かったんですが、心なしか例年よりは短かったななんてね。ま、暦の上じゃとっくに秋でありまして、事を知らない方に取っちゃ、なんでこんなに暑いのに「秋」なんだと。ま、言いたいことはわからないじゃありませんが、日本の「美意識」の中では「極まった時が終わり」「兆しを感じる」てぇのがありますな。まま、極まった時にはあとは落ちていくわけで、温度も最高潮を迎えればあとは涼しくなると。虫の音が聞こえたり、夕方、ちょいと涼しい風が吹いたりすれば「秋の兆し」てぇところでもって秋ですよと。











続きを見る
by komamono_bun_ya | 2019-08-28 16:40 | 蜻蛉玉 | Comments(0)

残暑を爽やかに

e0220163_15490943.jpg


ガラス製品である蜻蛉玉はその透け感が魅力の一つであります。硬質でクールな光は体感を5度ほど下げてくれるんじゃないかと。これは「蜜柑玉」と言いまして、皮をむいた丸々一個の蜜柑のようでその名前がついております。デザイン的には江戸時代のものでして、結構伝統的なデザインだったりします。一番手前のものは完全なクリアーでして無色透明。拵えた時は「夏ものだね」と職人さんと話していたんですが、実は冬にもよく出たりします。「氷玉」の別名がありあまして、フローズンなイメージなのかなと。ま、以前ヒットしたディズニーのアナ雪なんかのイメージかもと。

とは言え、雪のシーズンにこの透け感の強い簪てぇのもありだなと感心したんですが、他にもいろいろありまして、真ん中は「甕覗き」と言って水色の浅い色合いで、奥のものはボケちまっていてわかりにくいかもしれませんが、「梅鼠」の名をつけました。ま、見ようによっちゃぁ葡萄色とも言えなくもないかな。これからの時期には季節の色として使えなくもないかななんてね。何を好まれるかはお客さんの嗜好次第でありまして、こうでなくっちゃなんてぇ押しつけがましいことは野暮でありますな。ま、ちょっとしたヒントとしてアドバイスができたらなと思っております。ご興味のがございますれば「komamonoぶん屋」をちょいと覗いてみてくださいまし。

残暑厳しき折お体ご自愛くださいまし。








by komamono_bun_ya | 2019-08-16 16:00 | 簪/髪飾り | Comments(0)

赤玉万筋の蜻蛉玉簪

e0220163_17154563.jpg


蜻蛉玉(とんぼだま)の簪(かんざし)であります。蜻蛉玉てぇのはガラスで作ったビーズでありまして、歴史は遡ること奈良時代には日本へ入ってきたようでありますな。勾玉と一緒に呪術的なことに使われていたようでありますが、江戸時代には立派なアクセサリーに。キラキラときれいですし、陽にかざすとことさら透けて美しいことから町娘たちには人気だったようであります。阿多社時代劇が好きなもので、見ておりますればたまに蜻蛉玉の簪をしている方がいたりね。そんなときはちょいとうれしくなったりします。

えっと、江戸時代もてはやされた色は赤でして、珊瑚を模した色ってぇことでそうだったのかなと憶測をしてみたり。ま、季節と色の関係に敏感だった時代でもありまして、赤は比較的どの季節にも合うってぇ事でもよかったのかなと。で、この赤玉には細かな縞が入っておりまして、幾重にも重なっております。細い縞がたくさん入っているのを「万筋」と言いまして、ことさら江戸っ子にはもてはやされたようでありますな。なんといっても江戸っ子の縞好きは尋常じゃありませんから。時代劇を見ていても縞の着物がほとんどですもんね。

赤い色に万筋なんてぇことになればことさらいいんじゃねぇかなと。あたしんとこのは職人さんが一本一本丁寧に手作りでもって拵えているんですが、すべてシンプルなもの。知り合ったころから十数年たちますが、あたしがまずごちゃごちゃしたものが好きじゃない。シンプルイズベストでもってシュッとしたのがね、いいのね。あんまりごちゃごちゃしてると簪ばかり目立っちまってコーディネイトの邪魔にもなるし。アクセサリーってぇのは引き立て役ですから。料理でいえば隠し味でもって表へ出過ぎるのは野暮ってぇものであります。ま、そんなシンプルでもってシュッとした簪がちょいちょいあったりしますので「komamonoぶん屋」を覗いてみてくださいまし。








by komamono_bun_ya | 2019-08-15 17:29 | 簪/髪飾り | Comments(0)

今日の暦

e0220163_13502784.jpg


今日も地元おお祭り。天気も何とか持つかな。









続きを見る
by komamono_bun_ya | 2018-10-14 04:52 | | Comments(0)

e0220163_11571003.jpg


在庫が切れておりました「男物白鼻緒畳表三度雪駄」の八寸三分が入荷いたしました。で、申し上げにくいんですが、近頃畳表が高騰しておりまして値段を改定させていただきました。ご迷惑をおかけいたしますが、今後ともよろしくお願いいたします。お買い求めは「komamonoぶん屋」でよろしく願いいたします。








by komamono_bun_ya | 2018-07-01 12:00 | 履物 | Comments(0)

縞馬本雪駄

e0220163_14285998.jpg


昨日久しぶりに履いた本雪駄でありまして表は畳表の縞馬。通常の白い畳表の竹皮と、燻して黒くした竹皮を交互に編み込んだものであります。で、縞になっているから「縞馬」と。「畳表」てぇのは竹皮とかシュロの葉を編んだものでして、「畳」の素材である「イグサ」じゃありません。で、この畳表にもランクてぇのがありまして、お祭なんぞで履くゴム底の物はほぼ「トウキビ」を使っております。で、竹皮も編み方で野崎と南部に分かれます。南部の方が目が詰んでいて高級品とされておりますな。そのうえ、「山(やま)」と「平(ひら)」がありまして表面が滑らかで平らな「平」の方が高級品。鼻緒は印伝と言いまして、なめして染めた鹿革に漆でもって文様を型置きしたものであります。あたしが履いているのは野崎の山でもって比較的お安めのもの。と言っても5万円近い価格でありまして、これが高級な南部の平で印伝の鼻緒を挿げれば15万以上はするってぇ代物に。えっと、見栄えはいいんですが、底は牛革でもってクッションがないので長時間歩くのには向きませんな。パーティーなんぞのお呼ばれのような時にホテルの絨毯の上を歩くのが楽だし雪駄も傷まないかななんてね。ま、それでも一足持ってると嬉しいかなと。

現在は売り切れちまって在庫はしちゃいませんが、欲しいよってぇことであればご連絡くださいまし。サイズや鼻緒の素材、柄なんぞの相談にも応じさせていただきます。

(なかなか様子がいいね)








by komamono_bun_ya | 2018-05-19 14:47 | 履物 | Comments(0)

簪をモチーフにした大紋

e0220163_17313849.jpg


2015年にちょいと面倒な病気に罹患しましてからは大っぴらに仕事はしちゃいないんですがそれでもこそこそやっていたり。この絆纏はうちがお願いをしている「蜻蛉玉職人」さんからの依頼で拵えた絆纏であります。蜻蛉玉てぇモチーフですと丸いだけなので簪にした方が絵面がいいかなと思っての事であります。









続きを見る
by komamono_bun_ya | 2018-05-09 17:39 | 絆纏 | Comments(0)

祭囃子、初めてのお化粧

e0220163_16242493.jpg


初めてのお化粧は上手にやってもらったかな。本番頑張って。

(今夜はちょいと御殿屋台を見に)








by komamono_bun_ya | 2018-05-04 16:25 | 絆纏 | Comments(0)

中沢町絆纏意匠の変遷

e0220163_17243790.jpg


夕べはひどい雨でもって前夜祭は大変だったようでありますが、今日は雨も上がりまして凧も上がったようでありますな。まだまだリハビリ最中の体じゃちょいと凧場へ行くのはまだ荷が重い。ま、女房も自宅療養中でもありますしね。とは言え気持ちは凧場へなんてぇところではありますが。今年から中沢町の絆纏が替わることになりまして戦前のデザインに。ま、屋台60周年を記念しての事でありまして屋台に乗るお囃子の絆纏を替えようってぇことでもってついでに町内の祭り半纏も同じように変えようじゃないかってぇことでの事であります。「中澤町」から「中澤連」になりまして、襟文字も「奈か連」の変体仮名に。










続きを見る
by komamono_bun_ya | 2018-05-03 17:40 | 絆纏 | Comments(0)

e0220163_16084803.jpg

DICカラーガイドってぇのがありまして、ま、言うなれば色見本なんです。「大日本インキ化学」ってとこが出しておりまして、結構頻繁に使います。特に染の色を決めるのに使ったりします。で、このカラーガイドが結構いいお値段でありまして、全部そろえると¥20,000を越えたり。足りない版もあるので買い足そうかなといろいろ検索しておりますれば「大日本インキ化学」のHPでもってiPhone版とiPad版のアプリが出ている。しかも無料。え?! 無料?! 早速ダウンロードしてみますればこれがなかなか使える。無料。いきなり使い倒していたり。あ、来年の浜松まつりの絆纏受け付けてますよ。よろしく。

(いろいろ便利になるものだ)








by komamono_bun_ya | 2017-11-13 16:15 | お店のこと | Comments(0)